放送協会認定受信機
Approved Radio by NHK
放11612号 ナショナル 4M-108 国民型6号受信機 松下電器産業(株)無線製造所 (1947.6.26認定)
Approved No.11612 National Model 4M-108 Type Kokumin-gata No.6
Matsushita Electric Ind. Co.,Ltd. Radio Factory Aproved at 16/06/1947
(初期型?:No.3794)
(後期型:No.18997)
TUBES: 58-57-47B-12F, TRF, Magnetic Speaker (Paper Framed)
2.5V球を使った国民型受信機。単巻トランスを使った回路で、裏蓋はねじ止めされ、注意ラベルが付くが、シャーシ止めねじは絶縁されていない。本機は大阪認定分の2号機となる4M-102型を型を、認定番号を引き継いでモデルチェンジしたもの。本機はデザインが異なるもの2種類が確認されている。本機は、認定された機種をモデルチェンジしたものだが、認定章がない。代りに、検査票には松下の社員の判の代りに、日本通信機械工業会の検査印がある。日本通信機械工業会は、元々統制団体の通信機械統制会が形を変えたものである。認定は大阪でも下されるようになったが、電気試験所での試験ができず、認定標章の準備も間に合わないことから、工業会の検査印で代用したように思われる。
This was Matsushita’s early Kokumin-gata type No.6 radio using old 2.5V tubes.
Design was modernized from early model. 2 perterns of design existed.
This set was model chaged from Model 4M-102 at same registration number..
本機は整流管が失われているが、シャーシはほぼオリジナルの状態を保っている。
Rectifier tube is missing. But chassis keeps original.
(Collection No.11366:初期型 / No.11A232:後期型)